でもその厳しい冬があるからこそ、お米や作物が美味しかったりします。
そして、美味しい中のひとつに弥彦特産肉厚特選椎茸『やひこ太郎』があります。
雪の中、弥彦村の農事組合法人 第四生産組合さんで1月から4月にかけて栽培されている
『やひこ太郎』に会いに行ってきました。
越後平野の雪景色の中、ビニールハウスが並んでいます。
組合長の竹野さんに実際に原木栽培しているビニールハウスを見学させてもらいました。
でも、しいたけってそもそも秋に栽培するものなのでは?と竹野さんにたずねると
「寒い冬に栽培するからこそ、日中と夜の寒暖差で傘が開かずにどんどん肉厚になり繊維の密度が高い美味しいしいたけになるんですよ」と教えていただきました。
この寒さがあるからこそ弥彦の特産として長く栽培されてきたのです。
そのしいたけを栽培する農家も以前は5軒あったのですが、原木栽培は手間がかかるために今はこの第四生産組合さんだけが栽培を続けているそう。
全国的にもしいたけの9割が菌床栽培になっており、栽培期間も長い原木栽培は希少な存在になりつつあります。
ですが、しいたけ独特の風味も歯応えも原木栽培だからこその旨味がぎゅっとつまっているのです。
その後、ビニールハウスのお隣の直売所に移動。
おみやげに『やひこ太郎』と『やひこ小太郎』を購入。
竹野さんおすすめの食べ方は2ミリくらいにスライスしたしいたけしゃぶしゃぶだそう。
早速自宅で実践したのですが、
しいたけが陸のあわびと言われるゆえんをはじめて実感。
つる~んとした口当たりから
口の中に入るとしっかりした噛み応えと香り旨味に感動しました!
じくもさいてしゃぶしゃぶにしたのですがこちらはさらに歯応えが増して美味。
あますことなく美味しくいただけました!
これならリピーターが多いのも、飲食店さんにひっぱりだこなのもうなずけます。
直売所の『やひこ太郎』の隣りには
第四生産組合さんが手掛けている
『特別栽培米コシヒカリ 伊彌彦米』
(こしひかりはお願いしてから精米してくださるので並んではいません)
『特別栽培米こがねもち 杵つき切り餅 やひここがねもち』
『弥彦産石挽き小麦 ゆきちから』
『やひこの大豆』
などが販売されています。
そして『やひこ太郎』を乾燥した『やひこ太郎 乾しいたけ 原木育ち』は
竹野さんいわく「入れ過ぎ注意!」のうまみがしっかり出過ぎる干し椎茸など、
気になる食材がいっぱいの第四生産組合さんでした。
『やひこ太郎』『やひこ小太郎』は直売所の他にも販売されています。
詳しくはこちらのページからご確認ください。
フェイスブックページ『やひこ太郎』で検索 https://www.facebook.com/182226485693059/
《農事組合法人 第四生産組合》
住 所 〒959-0311 新潟県西蒲原郡弥彦村大字井田1552番地
電 話 0256-94-2662
営業時間 1月~4月のやひこ太郎収穫シーズン8:00~17:00(土・日・祝日は12:00まで)
5月~12月の平日8:00~17:00(土・日・祝日は休業)
定 休 日 5月~12月の土・日・祝日
アクセス JR弥彦駅からタクシーのご利用で約11分
車で三条燕インターより約30分