前回ご紹介した時のページ
https://demo.minoya.net/20170130-2/
粥占神事(かゆうらしんじ)は作柄・豊凶は米をはじめ農作物・海川の幸を表す葦の筒に入る粥の入り具合にて占われるそうです。
その年の農作物の作柄・海川の産物の豊凶を一番とれる量を十分として、今年の穫れる量が何分くらいなのかが記されています。
表を見ると果物が八分五厘、早稲(早く刈り穫れる稲)が七分五厘と出来が良さそうです!
そして炭置神事(すみおきしんじ)は、天候を十二か月を表す炭の燃え具合で占っています。
『てり』は晴れを意味しますが冬期間は雪を意味するそう。
1月は『てり』ということで雪が降りましたので当たってますね♪
2月は『てり風』。雪と強い風の日がありました。はたまた春一番も吹き荒れ、確かに当たってます!
ちなみに昨年平成30年の2月の結果を見てみると、『てりてり』すなわち『雪雪』ということで全国ニュースになるくらいの新潟県は大雪でしたね!
そして表の最後にある『御釜の内 上(じょう) 水気(すいけ)あり』とは、上は天候などが良いことを意味しますが、水気ありとは雨などが多い可能性があるとのこと。
農家の方は栽培作物の占い結果が五分より下回ると出ているものもあり、がっかりされているかもしれませんが、それはあくまで例年通り作った場合で、総合的な天気などの占い結果を参考にして農作業の工程を工夫されることで占い結果よりも多くの収穫が得られるということなのだそうです。
占い結果は毎年1月16日に弥彦神社ホームページで発表されます。
また印刷したものが彌彦神社境内にて配布されていますので、神社に行かれた際はぜひ一枚いただいて農作業等の参考にしてみてはいかがでしょうか。
《越後一宮 彌彦神社》
住 所 〒959-0393 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
電 話 0256-94-2001
アクセス JR弥彦駅から徒歩約15分
ホームページ http://www.yahiko-jinjya.or.jp/